新年度が始まる

新年度が始まった。

なぜか心がざわつく。

原因はわかっている。

以前上司だった人と10年ぶりに一緒の部署で働くこととなったからだ。

 

その人は私にとっては最悪の上司だった。

彼女は自身の病気をみごとなくらい目一杯武器に使う。

やりたくない仕事・職場でのトラブル事は病気を理由に部下や上司に振る。

病欠も頻繁にあり、有休が足りなくなったら生理休暇を使うことも厭わない。

そんな上司をもつ日々はつらくストレスフルだったが、仕事を振られた分自分自身の力はついたと思っている。

彼女が別の部署に異動したとき、心底安堵した。

もう二度とごめん・・・と思っていたら、4月から異動してくることとなった。

心がざわついた。

初日に「営業が初めてなので不安です」とのたまう。何年管理職をやってきてるのだろうか。この言葉にすでにいらっときた。

翌日の朝礼でまた病気のびっくり発言。脳の一部に障害があるため、新しい仕事が始まり混乱している。障害のレベルもあがり、なかなか記憶をすることが厳しくなっているとのたまう。

この発言の意図はなんなのだろう。負荷を減らしてほしいのか。

すでに彼女は病気で負荷を減らされているというのに。

そんな人に限って雇用延長するという。理由は「家にいてもやることないから」。いい迷惑だ。

そばにいるだけでイライラしそうだ。

 

この話を娘にすると、彼女は困るだろうがイライラしないらしい。

私は人間の器が小さいのだろうか。

できるだけ感情を振り回されないにはどうしたらいいのだろうか。